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ありふれた奇跡 第5話

2009年02月11日 13:52


私は余暇の大半をドラマ視聴に費やしてるけど、ドラマの感想をほとんどアップしていない。それはなぜか? 現在観ているドラマのリストを見てもらうとおわかりのように、超ハードな視聴スケジュールのため、消化するだけで精一杯だからです

そんな中でも、思わず感想を書かずにはいられなかった「ありふれた奇跡」。私の敬愛する山田太一脚本で、心に傷を負う若い二人、加奈(仲間由紀恵)と翔太(加瀬亮)のぎこちなくも初々しい恋愛模様に好感が持てるし、感情のひだを繊細な感性ですくい上げて表現するドラマのタッチもいい。

彼らを取り巻く家族の生き様も描かれているが、加奈の母(戸田恵子)は恋する男性が海外へ去った後、うつで体調を崩し、かたや父(岸辺一徳)や翔太の父(風間杜夫)は、女装クラブの会員で・・・と、この大人世代の壊れっぷりがブラボーで、「こんなの韓国ドラマじゃあり得ない。すごいよ山田太一ぃ~!」と感激してたのですが、先週の第5話で、さらにやられちゃいました・・・。

「私、子どもが産めないの。誰のせいでもなく、私のせいで産めないの」

加奈がずっと翔太に打ち明けられなかった(おそらく家族も知らない)秘密がとうとう明かされ・・・。孫に美人の恋人ができた!と有頂天だった翔太の祖父(井川比佐志)が、次週予告では一転、二人のつき合いに猛反対。

率直に言って、子どもを産めない女性の市場価値は低いです。そういう価値観に、20代の頃の自分なら大いに反発を感じたはず。でも、いまの自分には、祖父の気持ちも理解できるのです。孫やひ孫―新しい生命を腕に抱くということが、死に向かって老いていく身にとって、どれほど希望にあふれ喜ばしいことであるかということが。

これまでは、若い二人の恋をあたたかく見守るようなスタンスだったのに、加奈の衝撃発言で、彼女の抱える問題が、ちょうど女として微妙な年代に差しかかっている自分の問題と重なり、とても他人事ではなくなってしまいました。

出産にはかなりのハイリスクを伴う年代に差しかかり、しかも現在、特定のパートナーもいない。おそらくもう、自分のDNAは自分の代で途絶えるでしょう。遠からず、閉経という最終ピリオドもやってくる。

けれど、やっかいなのは、男性の方は、いくつになってもタネを残せるということです。だからもし私が恋をして、相手が未婚の男性だったとしたら、やはり結婚に対して躊躇すると思うのです。孫を抱きたい相手の親の気持ちがわかるから、出産可能な若い女性と結ばれた方が、相手にとっては幸せじゃないかと思ってしまう。

この加奈が抱える問題や、個々がバラバラな加奈の家族、逆に祖父が過干渉過ぎてややもすれば息苦しい翔太の家族が抱える問題。これらの難題を今後どう調理していくのか。
腕を振るうのが名料理人なだけに、今後もますます期待が高まります



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