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「M」観客との対話

2007年10月08日 21:35

カン・ドンウォンは6日午後8時20分、第12回釜山国際映画祭行事の一環として開かれた「M」の観客との対話に、イ・ミョンセ監督、コン・ヒョジン、イ・ヨニなどとともに参加した。

演技のインスピレーションについて

彼はこの席で、「演技に対するインスピレーションをどこで得るのか」と言う質問を受けて、「この前にはシナリオでインスピレーションを得ようと努力したが、このごろは自然的な部分でインスピレーションをたくさん受ける」と語った。さらに「風、特に雨が降った後の風からインスピレーションを受ける」と付け加えた。

カン・ドンウォンが彼独特の演技観を明らかにすると、横に立っていたコン・ヒョジンが、「カン・ドンウォンさんはMの撮影中、主人公のように変わった」と言って笑った。

カン・ドンウォン「雨降った後の風でインスピレーションを得る」(スターニュース)

これは非常に興味深い話だった。
雨上がりの風からインスピレーションを受ける・・・なんて繊細な^^これはもう「何かが降りてくる」的な、非常に感覚的な世界の話だなぁ。
以前、NHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」で、脳科学者の茂木健一郎さんが直感について語っていたことをふと思い出した。実は論理的思考よりも直感の方が、脳で処理される情報量が膨大なので、壁にぶつかった時や重大な決断を下すときは、直感を信じて行動することが大事なのだと。
そのことから考えると、ドンくんの場合、最初は論理的思考によってシナリオ(文字情報)から演技に必要な情報を得ていたが、より高度な演技を求めていくうちにそれでは追いつかなくなり、今では自然(より膨大な情報)からインスピレーションを得るようになった、ということではないだろうか。演技者として進化している証かも。スゴイ!

セリフの中で難しかった点は

観客から、セリフの中で難しい点を問われると、カン・ドンウォンは、「大して難しい点はなかったが、ただセリフがちょっと早くて大変だった」と言って一同の笑いを誘った。

[MDフォト] カン・ドンウォン「イ・ミョンセ監督のセリフが早くて大変~」(マイデイリー)

ご苦労さんです・・・m(_ _)m

「観客との対話」で、カン・ドンウォンは約30分間、ファンの知りたい質問に真心をもって回答した。ちょっと難しい質問をする一部の観客たちに、熱心に回答しながらも、話の整理がうまくできなくて照れくさがるカン・ドンウォンの人間的な姿に、観客たちは顔をほころばせていた。

[MD動画] カン・ドンウォン「回答受難時代(?)」(マイデイリー)*質疑応答動画あり

う~ん、その状況が目に浮かぶよう^^どこまでも自然体なドンくんだ。


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